はじめて子猫が家に来たら
3週齢未満の子猫の場合は自分で排便、排尿ができないため(本来は母ネコがおしりを舐めて刺激することで排尿、排便ができる)濡れたティッシュ等で肛門等を刺激する必要があります。また、体温の調節が自分ではできないので注意が必要です。
4週齢頃から離乳の時期に入り子猫用のキャットフードを与えると自分で食べるようになります。この頃から6ヶ月齢までの間に食べたものでその後の一生の好み(硬さ、匂い、味、舌触りなど)が決まるため、主食の他に色んなタイプのキャットフードを与えてみましょう。歯の健康にはドライフードの方が良いですが、十分な水を与える必要があります。また、病気になったとき缶詰にお薬を混ぜて与える方法がありますが、缶詰が嫌いだと実施できないことになります。
自分で排便、排尿をするようになったらトイレを用意してあげましょう。生後5~6週齢頃には自分でトイレを探すようになります。ネコは比較的簡単にトイレを覚えます。但し、トイレの容器、猫砂の種類、場所の好みや、排便・排尿しにくい等によっては粗相があるかもしれません。また、ネコはきれい好きなので一度使ったらきれいにしてあげないとそのトイレではしないで別の場所で粗相をすることになります。
環境
ネコを飼うにあたって、外に出すことがあるのか、あるいは外には出さず部屋の中だけで飼うのかという二つの選択肢があります。外に出して自由な環境で飼いたいということもあるかもしれませんが、病気や事故で動物病院に来るネコは圧倒的に外に自由に出ているネコが多いのです。外に出ているから他のネコとケンカして負傷し、事故に合う事もあり、さらに運が悪ければウイルスに感染してしまいます。また、ノミやダニをもらってきて、皮膚病になったり、ノミから病気をもらうこともあるかもしれません。
理想的には子ネコの頃から部屋の中だけで飼い、避妊あるいは去勢手術をしてあげれば、外に出たいとは思わないようです。今まで外に出していたネコを出さないようにするのはかなりの苦労が伴い、現実的には無理であることが多いようです。従って、子ネコの頃から部屋の中だけで飼い、退屈しないような遊び道具があるようにして、外には出さないのが一番良いと思われます。
安全な遊び道具(噛み砕いて飲み込むことがないように)で遊んであげたり、自分ひとりで遊べるようなものを置いてあげることは、好奇心旺盛な子猫の欲求を満たしてあげ、エネルギーを発散してあげる点で大切なことです。
但し、子猫がいる部屋は安全であるように工夫が必要です。例えば、子猫は部屋の中にある色んな物を口に入れて噛み、飲み込むかもしれないし、また、有毒植物が部屋の中にないかチェックが必要です。部屋の中にも危険はあることを認識して環境を整える必要があります。
(中毒・異物摂取のページを参照してください)
また、子ネコが7週齢頃までにはいろんな刺激に馴れさせることが大切です。人(家族みんな)や、他にイヌを飼っている場合はケンカをしないか、様子を見ながら馴らして行きます。
ワクチン
6~8週齢で最初のワクチン、その後3~4週間後に2回目のワクチンを接種します。
(ワクチンのページを参照してください)
便検査
子ネコが家に来てからは、早いうちに便の検査をお勧めいたします。
ネコの愛情表現
イヌがシッポを振って愛情表現をするように、ネコにも愛情表現があります。ネコの目を見て目が合った瞬間、ネコが両瞼をゆっくりと閉じ、直ぐにゆっくりと開くことを観察された飼主さんもいらっしゃると思います。これが、ネコの愛情表現なのです。ノラちゃん同士が、カッと目を見開いてにらみ合っている状況に遭遇することがありますが、これはまったく逆で、敵意・警戒心があるということです。
飼っているネコと目が合った瞬間、こちらから両瞼を閉じ、ゆっくりと開き視線を逸らせると、いつもとはいきませんが、機嫌が良いときはこちらからの愛情表現を理解して、向こうもまた同じように目で愛情表現を返してくれることもあります。一度ご自身の飼い猫にも試してみると、なにか心が通じたようで、うれしくなること請け合いです。
参考文献
Landsberg G. “Behavior Development and Preventive Management” Veterinary Pediatrics: Dogs and Cats from Birth to Six Months. 3rd ed. Ed. Hoskins JD. Philadelphia: Saunders, 2001.
まなび野動物病院
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